子どもの川崎病が完治してから約2ヶ月が経過しました。
家や保育園での過ごした方や気をつけた点などを振り返りってまとめてみました。
他のブログでも川崎病完治してから2ヶ月経った経過報告は見当たらなかったから、この記事が参考になれば嬉しいです。
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川崎病発症からから2ヶ月経過した
3歳3ヶ月で川崎病を発症した息子も退院をしてから2ヶ月が経過しました。
川崎病だったのが嘘みたいにもとの元気な息子に戻りました。
退院後は川崎病が再発をすることもありませんでした。
たまに再入院になる子もいるらしいね。
しかしこの2ヶ月で溶連菌と38.5度の発熱がありました。
川崎病を経験しているから余計にドキドキしたよ。
溶連菌は2日・発熱は1日でそれぞれ治り安心しました。
また退院後2ヶ月飲み続けていたアスピリンのお薬も飲み終わりました。
治療について
内服で投与します。発熱し、炎症反応が高い間は1日3回内服し、症状の改善と共に1日1回へ減量して約2~3か月続けます。
出典:子どもに多い川崎病| 病院・診療科について | 杏林大学医学部付属病院 KYORIN UNIVERSITY HOSPITAL
このアスピリンの薬は苦いらしく、最初は子どもに飲ませるのにだいぶ苦労をしました。
しかしこの2ヶ月の試行錯誤の末、いかに子どもにバレずに飲ませるか上達しました。
薬嫌いな子でも上手に飲める方法も記事も別でまとめたいと思っています。
ちなみに川崎病の初期症状はこちらの記事で紹介しているよ。
現在子どもの様子
現在は川崎病だったことも忘れそうなぐらい元気になりました。
写真は食事をしている子どもです。
入院中は白米しか食べず、ほっそりと痩せていました。
しかしこの2ヶ月で色んなものを食べ、元のふっくらした体型に戻りつつあります。
次に保育園とお家での川崎病完治後2ヶ月間の過ごし方についてまとめていきます。
保育園での様子・過ごし方
川崎病完治後、2ヶ月後経過した現在は元気に保育園に行っています。
保育園は病院を退院した次の週には普通に朝7時から16時半まで預かってもらいました。
実は退院後、2週間ほどは保育園でも大人しく過ごしていたらしいのです。
部屋の中を走り回らず、落ち着いて生活していると先生に教えてもらいました。
あのヤンチャな息子がとビックリしました。
どんだけ普段からヤンチャなんだ...
おそらく原因は病院でも点滴に繋がっており、あまり動かないよう口うるさく私が言ってしまったことだと思います。
子どものためとはいえ、反省しました。
しかし3週目以降は保育園で元気いっぱいに過ごすようになったと先生が言っていました。
そして保育園での過ごし方を見て、子どもの性格が川崎病発症前と少し変わったように感じました。
引っ込み思案だったわが子が皆んなの前に積極的に出るようになったのです。
「〇〇したい人ー?」に手を挙げるようになったり、歌を皆んなの前でお手本で歌ったり。
退院後、元気になって嬉しいからなのかな?と思いました真偽は不明です。
また先生たちにもとても良くしてもらいました。
わが子は基本、冬でも1日中半袖半ズボンしか着ないタイプです。(無理に着させると嫌がる)
しかし退院直後に保育園のお迎えに行ったらなんと長袖長ズボンを着ていました。
おそらく先生があの手この手で着させてくれたのだと思います。
退院直後は11.12月の寒い時期だったからとても助かりました!先生ありがとうございます!
家庭での過ごし方・様子
家庭で過ごすのも元気いっぱいです。
ただ、退院直後はワガママ・癇癪がひどく大変でした。
「服着ない!」「お風呂入らない!」「ご飯食べない!」
といった日常生活で当たり前にできていたこともイヤイヤするようになりました。
考えられる要因はこんな感じかな。
・入院生活のストレス
・入院期間中、ワガママを許していたから
子どもなりに慣れない病院生活・治療にストレスを感じていたのだと思います。
そして家に帰ってきてパパもいるし甘えていたのだと思います。
あと入院期間中は多少のワガママを許していました。
その理由は子どもが痛い治療を我慢して頑張っていたためです。
アイスやジュース、お菓子も好きなだけ食べさせていました。
その反動でお家でも癇癪・ワガママを言って大変でしたが2ヶ月も経つと以前の元の子供の様子に戻りました。
金曜日になると「明日どこに行く?」と聞かれ、必ず土日は両方とも公園に行きます。
しかも2〜3時間は遊び続けるほど、体力も戻りました。
親の私たちも川崎病だったのを忘れるぐらい元気!
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川崎病完治2ヶ月間生活面で気をつけた事
川崎病完治から2ヶ月間で気をつけたことはこんな感じです。
医師からも口酸っぱく注意してねと言われたよ。
それは気をつけないとだね…!
・人混みは避ける
・薬の飲み忘れに気をつける
・頭を強くぶつけないようにする
人混みは避ける
病院を退院してから2ヶ月間は人混みを避けるように言われました。
その理由は、ちょうどインフルエンザや水疱瘡が流行っていた時期のため、感染したら厄介だということでした。
アスピリンを飲んでいる時に、この2つの病気に感染すると服薬を中止しないといけません。
こんな危険性があるからだよ。
アスピリン(アセチルサリチル酸)やジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸が含まれる解熱剤は、インフルエンザによる発熱には適さないと言われています。厚生労働省によると、上記の成分のなかにはインフルエンザ脳炎・脳症の発症リスクを高めるものや重症化させる危険性が含まれるものがあるので、避けたほうが良いでしょう。
出典:【医師監修】インフルエンザにかかったことがない人の特徴とは?予防方法なども紹介 | アルコール手指消毒剤手ピカジェル |健栄製薬
ちょうどこの2ヶ月は年末年始休みも挟んでいました。
そのため人混みを避けて行動をすることに。
例えば帰省する際には飛行機で帰るのではなく車を使い、人と接触をなるべくしないようにしました。
そして親戚と会う以外は基本的にお家で過ごし、感染対策に努めました。
公園は屋外であり、感染するリスクが低いと考え行かせてたよ。
ヤンチャ坊やの体力を削らないといけないもんね。
薬の飲み忘れに気をつける
この2ヶ月で、アスピリンの薬の服薬が終わりました。
飲ませ終わった時の、達成感ハンパなかった!
アスピリンの服薬は朝の食後1回でしたが、飲み忘れに気をつけました。
やはり共働き夫婦だと朝はかなりバタバタします。
子どもを起こし、機嫌が悪い子どもを宥める、保育園の連絡帳を書くなど朝のタスクはてんこ盛りです。
家を出発直前に「薬飲ませるの忘れてた!」なんとことも。(セーフでした)
しかも朝は子どもは機嫌がかなり悪く、すんなり飲んでくれるはずもなく。
ヤクルトや牛乳に入れて混ぜて飲ませたり、あの手この手を使いなんとか2ヶ月間の服薬が終わらせることができました。
頭を強くぶつけないようにする
アスピリンを飲んでいる期間は、頭を強くぶつけないよう気をつけていました。
保育園にも伝えて、注意してもらうようにしていたよ。
アスピリンを飲んでいると、血をサラサラにする効果があります。
そのため血が止まりづらくなってしまうのです。
入院期間中は1時間、鼻血が出続けたりしたことも。
それは怖いね…。
そのため頭をぶつけてしまい脳から出血すると、大変なことになると医師から注意されました。
家の中で飛び跳ねていたら、かわいそうですが「危ないよ!」と注意しこの2ヶ月間は怪我をしないよう気をつけていました。
また道路を歩いているときは必ず手を繋ぐようする。
公園では、危険な遊びをしないか見守っとくように注意していました。
普段から当たり前に気をつけていたことだけど、この2ヶ月間は特に神経を使いました。
そのおかげか、この2ヶ月間特に大きな怪我もなく過ごすことができました。
今後の通院の状況は?
川崎病の通院はこんな感じです。
・退院から1週間後
・退院から1ヶ月後
・退院から2ヶ月後
・退院から3ヶ月後
・退院から1年後(5年後まで年に1回の間隔)
現在で退院2ヶ月後までの通院は終わりました。
とりあえず退院から2ヶ月間が経過すれば、合併症になる危険性は減るらしいので安心です。
検査項目は、心臓エコーと医師との問診です。
心臓エコーは暗い部屋で行い、15〜20分ほど横になって行います。
この心臓エコーは子どもをじっとさせておかないといけないため、親の私も結構大変です。
あの手この手を使ってじっとさせています。
あの手って…?
またこの話も別の機会にお話しできたらいいなと思います。
来月、3ヶ月後検診がありここで一区切りとなります。
そして年に1回の通院を5年後まで続けて経過観察は終わりです。
まとめ
川崎病完治後の生活で気をつけた点や子どもの現在の様子をまとめました。
親としては無事に2ヶ月経過し、薬を飲み終えたことにホッとしています。
子どももすっかり以前の元気な様子に戻り、川崎病だったのを忘れるほど。
この調子で何事もなくすぎていけば良いなと思っています。
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