子どもを育てながら働くのは本当に大変ですよね。
私も育休明けは自分が思うように働く事ができずモヤモヤとした気持ちを抱えながら働きました。
そしてマミートラックに乗ってしまいました。
今回は経理事務として働いている私がマミートラックに乗った原因とメリット・デメリットをお話しするよ。
- ワーママの私がマミートラックに乗った4つの理由
- 1.時短勤務にしたから
- 2.残業ができなくなったから
- 3.突然仕事を休まなくてはならなくなったから
- 4.社内体制が変わったから
- ワーママがマミートラックに乗るメリット
- ワーママがマミートラックに乗るデメリット
- まとめ
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ワーママの私がマミートラックに乗った4つの理由
では結論からお話をします。
経理事務として働いていた私がマミートラックに乗った理由はこのような感じです。
1.時短勤務にしたから
2.残業ができなくなったから
3.突然仕事を休まなくてはならなくなったから
4.社内体制が変わったから
では次で詳しくお話ししていくね!
1.時短勤務にしたから
私は育休を復帰したタイミングで時短勤務で働かせてもらっています。
フルタイムの8時間に比べると2時間短い6時間勤務です。
時短勤務だと勤務時間が短いので簡単な仕事しか任せてもらえなくなりました。
そして、産休前にやっていた重要な仕事は後輩に引き継がれたまま。
周りの働いているママも、時短勤務をしてマミートラックに乗っている人多いよ。
そして昇進もできず、同期や後輩がどんどん役職についていくのが悔しいかったです。
しかも時短勤務で働いているからといって業務時間に見合った業務量を調整してくれるわけではありませんでした。
本来であれば6時間勤務なら、6時間でできる仕事を割り振るのが上司の仕事だよね…。
そうなんだよ…。
2.残業ができなくなったから
どうしても子どもを育てながら働いていると残業ができなくなります。
その理由は保育園のお迎え時間に遅れてしまうと延長料金を払う必要があるから。
どうしても忙しいときは1時間の残業をすることもありますが、子どもも早くお迎えに来て欲しいって思っているんだろうなと罪悪感が湧くこともあります。
子どもの悲しい顔見ると何のために仕事しているのか分からなくなっちゃう。
残業ができない私は、上司からの評価もあまり良くありません。
私が勤めている会社は「長時間労働をしている人=仕事バリバリしている人」と評価。
おかしな話だワン。
しかも残業している人に限って、9:00〜18:00の時間は雑談をしたりタバコ休憩でほとんど席にいないことも。
そして終業後、仕事忙しいアピールのため残業で業務を片付けているなんて人も同僚にはいます。
どの会社にも1人はいそうだね。
残業ができない働くママは残業ができる人と比べられ、「仕事の意欲が低い人」と評価されてしまいます。
その結果、マミートラックに乗ってしまうのです。
3.突然仕事を休まなくてはならなくなったから
働いているママは子どもの体調不良には仕事をどうしても休まないといけません。
そのため突発的に仕事を休む必要があります。
保育園に行き始めて半年ぐらいで落ち着いたけど、大変だったよ。
働くママ過酷だね…。
復帰して1年目は30日ほど有給を消化してしまいました。
このように突然仕事を休んでいると、会社から「あいつはすぐに休むやつだ」と思われてしまいます。
そして、重要な仕事を任せてもらえなくなりマミートラックに乗ってしまうんです。
4.社内体制が変わったから
私の会社は、ここ2〜3年で社内体制が目まぐるしく変わっています。
その理由に、役員のほとんど変わり会社の方針が転換されたことが挙げられると思います。
・組織編成が変わり希望の部署になれなかった。
・大切な連絡事項のメールが来なくなった。
最初は仕事がやりづらかったよ。
組織編成で私ともう1人の働くママが希望の部署にはなれませんでした。
しかし業務内容はその希望部署のことをやっているのに、部署だけ違うと言う不思議な状態。
また今後第二子を妊娠してお休みを取ることを前提に、希望部署になれなかったのかな。
この出来事が1番、「ああ、これがマミートラックってやつか」と強く実感したのです。
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ワーママがマミートラックに乗るメリット
マミートラックは悪いことのように世間では考えられています。
しかしマミートラックのメリットがあるのも事実。
そこでマミートラックのメリットを解説します。
①仕事の負担が少ない
②子育てに集中できる
では一つずつ解説をしていきます。
①仕事の負担が少ない
メリット一つ目は仕事の負担が少ないことです。
マミートラックの特徴として、簡単な仕事しか振られないことが挙げられます。
私の仕事は経理事務の仕事をしていますが、育休前の責任のあるような業務は回ってこなくなりました。
例えば、社長が出るような会議の資料作りなどは後輩に引き継がれました。
代わりに事務備品などの発注などルーティン業務のような仕事が中心に。
責任のある仕事に外れた不満は最初持っていましたが、仕事に対する心の負担は軽くなったことに気づきました。
仕事のストレスはかなり減ったかな
②子育てに集中できる
メリットの二つ目は子育てに集中できることです。
時短勤務をする事で、2時間早く家に帰る事ができます。
16時に仕事が終わり、そこからお迎えに行けます。
そしてご飯、お風呂、歯磨き、寝かしつけを21時半に始めます。
時短勤務だからこそ、子どもとのんびり夕方〜夜の時間を過ごせます。
私がイライラせずに子どもと向き合えてるのは時短勤務のおかげかな。
おそらくフルタイムで働いていると、怒ってばっかりのママになっていると思います。
子ども中心の生活で過ごせるのはマミートラックのメリットだと思います。
ワーママがマミートラックに乗るデメリット
では次にマミートラックに乗って感じたデメリットをお話しします。
①お給料が下がる
②同期に出世を追い越される
③仕事のモチベーションが上がらない
①お給料が下がる
時短勤務にした場合やはりお給料は下がってしまいます。
私の場合、職場復帰した時は6時間勤務にしたため3割弱お給料が下がってしまいました。
例えば育休前に200,000円の手取りで働いていた場合、毎月5万円も手取りが減ってしまいます。
8時間勤務 → 200,000円
6時間勤務 → 150,000円
復帰1年目は保育料を払ったりしていると、ほとんど手元に残らなかったよ。
最初は働いても家庭にプラスにならないから、働く意味あるのかな?と疑問でした。
しかもボーナスもきちんと時短勤務分減らされておりとても悲しい気分になりました。
子どもを育てるのにもお金掛かるのに...。
②同期に出世を追い越される
産休・育休期間はだいたい1~2年取る方が多いのではないでしょうか。
中には0歳児でしか保育園預けられない保育園激戦区に住んでいる方は1年未満で職場復帰する人もいますよね。
私も実際、保育園の空き事情で子どもが7か月の時に職場を復帰しました。
私が実際に仕事を休んだのは8か月ほどでしたが、その間にも同期が出世をしていました。
短期間での産休・育休でしたが、その間にも同期は会社で活躍をしていたのです。
そして私がマミートラックに乗っている間にも役職が2つほど上がっていっています。
③仕事のモチベーションが上がらない
昇進ができずらいと、仕事のモチベーションを上げるのは難しいです。
上がらない給料・さほど難しくもないルーティン業務をこなす日々。
同じような毎日の繰り返しでモチベーションを上げろという方が無理があります。
復帰1年目は上司から「やる気ないやつ」と評価されていたと思います。
今は仕事の目標を自分で立てて、スキルアップできるような働き方をしているよ。
まとめ
経理事務ワーママがマミートラックに乗った原因4選とそのメリット・デメリットを解説しました。
マミートラックは世間的にダメだという雰囲気がありますが、そうとも言い切れません。
マミートラックに乗ると、育児と両立しやすいのもメリットの一つです。
ママが無理のない働き方をするのが1番大切だと思います。
全てのワーママが理想的な働き方ができることを願っています。