働きながら、子どもを育てながらの資格勉強ってとっても難しいですよね。
正社員なら平日5日間は仕事して、仕事が終わった後は家事・育児に追われる日々。
私もスキルアップをしたいと思っても、自分の時間が取れませんでした。
しかしこのままではダメだと、国家資格であるITパスポートに挑戦しました。
今回は私がITパスポートに合格した時の、学習時間と勉強方法を紹介します。
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1.学習の合計時間は?
合格のための総勉強時間は「トータル90時間」です。
受験日までの3ヶ月、平均1日1時間ほど勉強しました。
連続で1時間の勉強時間を確保するのは難しかったので、スキマ時間で勉強をしていました。
2. 「3ヶ月で受かる勉強方法」
次に3ヶ月で受かった勉強方法を紹介します。
最初に口コミサイトで評価の高かったテキストを購入し、読みました。
ポイントは分からない所があっても止まらず、最後のページまでささっと読み進めることです。
ITパスポートは聞きなれない横文字や英単語の頭文字を取った略語が出てくる事が多いです。
例えば「カニバリバージョン」という単語。
カニバリゼーション•••顧客への提供価値が類似する自社製品同士で、それぞれの売上を奪い合ってしまう現象。
テキストを読む段階では、フレーズの丸暗記はしなくて良いです。
テキストをひと通り読んだら、次は過去問を解きます。
「ITパスポート 過去問道場」というサイトで解きまくります。
このサイトはなかなか優秀で、試験過去問題2,400問から出題されます。
また1問1答で問題を解き、解説も分かりやすいです。
またアカウントを作ったら、自分が過去不正解になった問題を再出題してくれます。
勉強内容が記録に残るので、モチベーションを保つのにも良かったです。
また私の場合、解いて解説を読むだけではなく分からない単語はノートにまとめした。
実際のノートはこちらになります。
単語を赤字、そしてその単語の説明を黒字に書きます。
そして100円ショップでも売っている赤いシートを使って赤字を隠しながら、単語を答えていきます。
ITパスポートの試験は4択問題なので、一語一句単語を覚える必要はありません。
単語の意味は「こんな感じだったな〜」くらいに覚えたら十分合格レベルを目指せます。
わたしは3ヶ月の期間でノートの2/3ページを単語をまとめるのに使いました。
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3. 「学習スケジュールと勉強時間の確保方法」
学習のスケジュールはこのようになります。
【平日】
8:00〜8:30 始業前の時間
12:30〜13:00 仕事の昼休憩
【休日】
家事・育児のスキマ時間
(例)夫と子どもが公園に行った時
子供の昼寝時間
料理の煮込み時間
子どもがおもちゃで遊んでいる時、動画に集中している時
平日は1時間連続では勉強時間を確保できなかったため、30分ずつに分けていました。
始業の1時間前には会社のデスクに座り、30分間勉強をしました。
テキストを広げていると上司に、ツッコミを受けるのは少し嫌だったため会社のPCで過去問道場をひたすら解いていました。
(PCでみんなも業務外のことしているよね?!)
そして昼休みは朝間違えた問題の復習や、なかなか覚えられない単語をノートにまとめていました。
休日は子どもの相手をしながらではまとまった時間が取れない為、家事・育児の合間にスマホで学習しました。
スマホがあればどこでも勉強ができます。便利な世の中ですね。
トイレ中や料理の待ち時間でも過去問を解けるのでスキマ時間を有効活用できます。
また単語をまとめたノートをスキマ時間に眺めていました。
ここでポイントなのですが、「単語ノートはスキマ時間に読み進めるのべし!」
「この時間は単語ノートを覚える時間にするぞ」と取り組むよりも、流し見する方が頭に入りやすいのです。
仕事や子育て中に資格取得をするのに1番大切なことは「スキマ時間の有効活用」です。
4. 私のモチベーション継続方法を紹介
さて勉強をして1ヶ月ほど経った日。
ある朝勉強のモチベーションが上がらなくて、「今日はいいや〜」となってしまったんですよね。
そうです。モチベーションが低下してしまったんです。
そこでこれらのことを意識しました。
・低い目標を設定する
どうしてもやる気が起きない時は、低い目標を掲げましょう。
ノートを1ページだけ読む・過去問を1問だけ解く。
そうしているうちになぜか、あっという間にノートを3ページ読めたり過去問を10問解いてたりします。
勉強のいちばんのハードルって、まず席に座ることなんですよね。
過去問やノートを開くだけ、席に座るだけと低い目標を立ててみてください。
不思議と「じゃあもうちょっとやろうかな…。」と勉強が軌道に乗ったりします。
・資格勉強をしていることを周りに言う
身近な人に「ITパスポートの資格を受けるんだ!」と公表しましょう。
わたしの場合は夫に言いました。
もしサボっていても、「勉強はしなくていいの?」と突っ込んでもらえるので監視員には最高です。
パートナーがいない場合は、友達・親でもいいですよね。
そして公表するのは複数人に言いましょう。
もし不合格になったら…。と考えると恥ずかしいので死に物狂いで勉強するようになるでしょう。
自分を追い込むの大事です。
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・合格後の自分をイメージする
もし合格したら…。と思いっきり妄想しましょう。
わたしの場合は、
「合格をしたら本業の人事考課でアピールするぞ!」
とモチベーションを保っていました。
目の前の勉強のことばかり考えていたら、息切れするので少し未来のワクワクすることを考えましょう。
・「受験料高かったんだぞ!」と自分に言って追い込む
ITパスポートの受験料は ¥7,500します。
1ヶ月のお小遣い2万円のわたしからすると、高く感じてしまします。
¥7,500もあれば洋服も2着買えますし、家族3人で外食だって行けちゃいます。
もしモチベーションが上がらなくて、まだ試験の申込みがまだであればすぐにしましょう。
ウェブで申込み〜受験料を払えます。
自分を追い込むのとっても大切です。
5.まとめ:ワーママでも国家資格を取得できる!
子どもがいても働いていても資格の勉強はできます。
「子どもがいるから、私には無理」と思っていませんか。
子どもを理由にするなんて、子どもに失礼です。
ただ無理と思っている人は、やり方やコツを知らないだけなんです。
もし今回、紹介した勉強方法やスケジュールを見て「私でもできそう!」と思う方がいれば、ぜひ参考になれば嬉しいです。
私が勉強する際に使った参考書はこちらの「いちばんやさしいITパスポート」という本です。
IT初心者の私でも、分かりやすかったのでオススメです!